空の巣症候群になったらどうするの?

子どもの巣立ちで寂しくなる主婦はあぶない

こんにちは。はらちゃんです。

 

2020年11月も終わります。

また慌ただしい年末が来るのかと思うとゾッとします。

 

優雅にお正月を迎えるのが夢です。

 

今回は子どもが巣立ったあとに起こる「空の巣症候群」を中心にお話ししたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

子どもたちが巣立った後すぐに趣味ウクレレを習った理由

はらちゃんは、2人の娘たちがあっという間に成人し、あっという間に独立したので、チャンス到来とばかりにいつか習ってみたいと思っていた弦楽器ウクレレを習い始めました。

 

実は、心の隅にずっとある理由があったからです。

 

現在、87歳になる実母は、20年前の交通事故による脳挫傷後遺症が原因でアルツハイマー方認知症になっているので、会話は成立しません。

 

ずいぶん前に母が元気だった頃、母の妹である叔母の話しをしてくれたのです。

 

叔母には、娘と息子がいます。

その息子が、大学に入学するために東京へ下宿してしまった日から叔母は息子の部屋で毎日泣いているという話しでした。

 

叔母は、「空の巣(からのす)症候群」になってしまったのです。

「空の巣症候群」とはどういうもの?

子育てが終わり、子どもが家を巣立っていったあたりから涙もろくなったり、憂うつになる苦しみが始まるため、このように呼ばれています。

 

そのまま経過すると感情のコントロールがきかなくなり、悲しくなくても勝手に涙が出たり、気分は重苦しく最悪になり、動くこともおっくうで横になっていることが多くなるそうです。

 

それまで子どもを育て、家庭を守ってきた良妻賢母型の主婦が、子どもの独立、結婚などをきっかけに体調を崩すケースが増えているそうです。

 

夫は仕事人間で忙しく、休みの日にも出かけていたり、あるいは単身赴任中であったりするなど、夫との関係が希薄なことも発症の要因になります。

 

本来ならば、子育てという大事業を無事に成し遂げて、達成感や安心感を手に入れてゆっくり伸び伸び休むべきところなのですが、そうはならずに、うつ状態に陥ってしまうのです。

 

叔母の話しを聞いた時はらちゃんは独身でしたから我が子をもつとどのような感情が生まれるのか想像ができませんでした。

 

でも、行ってしまった息子の部屋で毎日泣き暮らす叔母の姿を想像した時、思ってしまったのです。

 

「わたし、ぜったい叔母さんみたいになりたくない」

 

まだ20代の独身の自分でしたが、強く印象に残る話しで、それがずっと残っていたのです。

 

叔母は、教師から行員の妻になり、子どもを2人育て義理の両親を看取り、現在は痴呆になった叔父の介護をしています。

 

はらちゃんとも仲良く交流していますが、その息子を育て世話をすることが生きがいで、

それを失ったら泣いて暮らす日々なんて・・

子どもに依存し過ぎだし、それだけなんて寂しすぎると思ったのです。

子育てをしている時から子育て以外にも目を向けていよう

叔母には、趣味がありませんでした。

よく嫁ぎ先の愚痴を母に電話してきました。

泣いていたこともあったかと思います。

 

空の巣症候群にならないためには、子育て以外に生きがいを持つようにするといいようです。

 

子どもが巣立った後の楽しみを前向きに捉えることが大切です。

 

仕事や趣味にやりがいや責任感を感じている人、交友関係が広い人などは子どもの独立直後、少し寂しさを感じたとしても、深みにはまらないようです。

 

子育てをしながらも、少しずつ自分の時間をつくって子育て以外のことに目を向けておくことが大切です。

自分の得意だったことを思い出してみて。それがあなたの能力。

「わたし、普通運転免許証しかないし、何のとりえもない人間だ」

 

これまで生きてきて何度これを思ったことか。

 

特別な能力もないつまらない人間だと。

 

でも、自分は得意なことはなかったかな?と思いだすと、幼稚園の頃、絵を描くとお友達が、周りに集まってきて「もっと描いて」と言われたり、賞状をたくさんもらったことを思いだしました。

 

体育も数学も苦手だったけど、国語の授業が好きで、中学の時テストの答案用紙を先生が返すときにある読解力を解く問題が正解だったのは、「〇〇さんだけでした」と私の名前が言われびっくりしたこと。

 

ヒステリックな女性教師でしたので、「みんなちゃんと問題読みなさい!」と怒っていたので怖かったのですが、やはり嬉しくてずっと覚えています。

 

きっとあなたも得意なだったことがいくつかあるはずです。

 

はらちゃんは音楽が小さい頃から好きで、親が幼稚園の時にオルガン教室に入れ、そこからスタートし、エレクトーンそして50歳を過ぎて子どもたちが巣立ったのでウクレレを習い始めました。

 

子ども時代にピアノを習ったことがあり、音楽の楽しさに目覚めたこともあったと思います。

 

お人形さんの洋服を作ったり、編み物をすることが楽しかったり、お母さんのお料理の手伝いが楽しくてお料理が好きになった人もいると思います。

 

小さい頃から運動神経がよくて、走るのが大好きだった人もいると思います。

 

はらちゃんは、絵本を読んだり絵を描いたりしているのが好きで、運動神経はよくありませんでしたが、木登りが大好きでした。

 

少しずつ上るごとに別世界の風景になってワクワクしました。屋根の上を歩くこともやってみたかったです。

 

駿河湾が歩いて5分なので、父親に釣りに連れていかれましたが、釣ったお魚が気持ち悪くて触れず、人生で1度しか釣り経験がありません。

 

思い起こすと自分が好きだったこと、得意だったこと苦手だったことがわかります。

 

好きだったことや得意だったことは、その人の能力です。

 

その能力を中年世代に突入してから再び開花させてみませんか?

「空の巣症候群」にならないために生きがいになる趣味を見つけておこう

音楽が好きな人は、この世にたくさんいますね。

音楽が好きだと好きな曲を聴くのが専門になるのですが、音楽ってやると何倍も深く楽しめるんですよ。

 

はらちゃんは、子どもが巣立ったら速攻でウクレレ教室の生徒になりました。

 

何回か友達との会話で「娘さんたちが家から出て行ってしまって寂しくない?」と聞かれたことがあります。

 

(え・・これ寂しいですって答えるべきかな?)

 

と戸惑いましたが、「全然。」と答えました。

 

相手の方は、キョトンとした顔をしていましたが、本当のことですから。

 

やんちゃな2人の娘たちをよく怒りましたが、生きる知恵も身に付けたくましく成長した子どもたちの人生の船出を喜んで見送りました。

 

そして、再び羽を広げるチャンスが到来した時に寂しさなんてまるで感じませんでした。

 

独身時代に聞いた叔母の「空の巣症候群」の姿が、心の隅にマイナスなイメージで残り続けたことがよかったのかもしれません。

 

はらちゃんは、ウクレレを習っていることや新しい音楽に出会うこと、興味を持った本を読むこと、Twitterで活動的な方々から刺激を受けることで毎日ワクワクして楽しい日々です。

 

姿見で見る自分は、昔の自分とは違うけど鏡の中に自分に「今の方がいいよ」と微笑みます。

 

あなたの中にあなたがまだ気づいていない能力があるはずです。

 

年齢なんて関係ありません。

 

その能力を生かして生き生きした暮らしを手に入れませんか?

 

今よりずっと魅力的なあなたが待っているはずです。

まとめ

1.「空の巣症候群」とは子育てが終わり、子どもが巣立ったあたりから涙もろくなり、憂うつな日々が始める症状のこと。

2.良妻賢母型の主婦が子どもの巣立ちをかっかけに体調を崩すケースが増えている。

3.「空の巣症候群」にならないためには、子育て以外に生きがいを持つようにするといいでしょう。

4.自分が得意な能力を生かして、仕事や趣味にして打ち込めば生き生きと暮らせる。

 


 

私はウクレレを毎日 10分の練習で楽しく弾けるようになりました。

ですが、

毎日 10分の練習で弾けるようになったと言うとなんだか嘘でしょうと思ってしまいますよね。 

あなたには元々才能があったんじゃないの?とも言われます。 

私は、5歳からエレクトーンを習ってきましたが、ギターやバイオリン、ましてやウクレレなどの弦楽器を触ったこともありませんでした。 

そんな私でも自信を持つことができて、 10分の練習でウクレレを弾けるようになりました。

プライベートにもとても良い影響をもたらしています。 

結局、慣れなんですよね。 

どんな人でも弾けるし  

学んでいけば誰でも自信を得て弾けることができます。 

私「はらちゃん」がウクレレに慣れて、そしてウクレレを楽しく弾く過程などメルマガでお話していますので読んでもらえると、とっても嬉しく励みになります。

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